~知っていると役に立つ~

■はじめに
「よく失敗する」「人と話すことが苦手」と無気力な日々を送っていませんか?
そんな今だからこそ、2500年前の中国に生きた兵法家・孫武(そんぶ)の書いた書物『孫子の兵法』がビジネスや自分磨きに活かされます。
今回はそんな孫武の書いた『孫子の兵法』の名言の中から、現代の私たちにとって特に刺さるものを各15個厳選し、解説とともに紹介します。
『孫子の兵法』について知る

『孫子の兵法』とは、古代中国の戦略本です。現存する最古かつ最も有名な戦略本の一つです。
孫子の兵法が重視するのは、無駄な争いを避け、勝利を導くための論理や手法が現代のビジネス、など広い分野で活用されており、高い評価を受け続けています。
もっと詳しく知りたいという方はコチラ↓
『孫子の兵法』で整える、5つの人生テーマ
①ビジネス ー競争社会を生き抜く

勝兵は先ず勝ちて而るあとに戦いを求む
孫子の兵法
解説
勝算のない戦いは避けて、入念な準備とリサーチを重視することです。

準備をやっておくと、行動するとき動きやすいよね
事前に仕入れた情報が役に立つことがあるし..。

戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり
孫子の兵法
解説
無駄な競争コストを削減する

家計でもいえることだよ。
無駄な出費を抑えることと似ているよね。

兵は拙速を聞くも、巧久を聞かず
孫子の兵法
解説
デジタル時代のビジネスではデータ分析も重視。市場変化に素早く反応できる、タイミングを逃さない迅速な意思決定が求められます。慎重にタイミングを見る大切さに通じます。

例えば、流行りを作ったり、流行りに乗るとかね。
②人間関係 ー他人と自分の理解

敵を知り己を知れば百戦殆うからず
孫子の兵法
解説
相手と自分自身の性格や状況を深く理解することで、誤解や余計な衝突を避け、安定した関係を築けると強調されます。職場や日常生活でも、自己理解と他者理解が信頼のカギとなります。

他者よりもまずは自分の強みや弱みを知るほうがいいよ。
自分の性格を分かってないと他者の性格も分からないからね

柔軟性
解説
固定観念にとらわれずに、相手の立場になって考えたり、態度や方法を切り替えることにより人間関係の摩耗を未然に防ぐことができます。

固定観念に縛られていると、相手と対立してしまったり、自分の成長につながらないから柔軟に考えたり行動する方が自分自身にとっても相手にとってもいい関係ができると思うよ。

協力連携の重視
解説
困難や課題に直面した時に、一人で解決しようとせず、周囲と連携しながら取り組むべきです。助け助けられる存在が見つかるかもしれませんね。

一人で解決できる人もいるけど、ほとんどの人はそうじゃないです。
自立と孤立の意味を履き違えてはいけませんよ。
③自分 一番の敵

鏡の中の己を知れ
孫子の兵法
解説
心の中に自分の敵を作っています。鏡に映っているのはあなたですが、敵でしょうか?味方でしょうか?その人を知ることです。

一番の敵は自分なんだよ
相手と比較したって苦しいだけだし、困難が来たとき鏡の自分が邪魔をするかもしれない。
自分を分かってないと壁を超えるのが難しいよ。

一時の怒りに任せない
孫子の兵法
解説
一時の怒りに流されると、大切な友や家族を失ったり、仕事で失敗してしまったといったことが起こります。一時の怒りで後悔してしまったことがある人は多いのではないでしょうか。長期的に見ると、一時の怒りは無駄ですね。

一時の怒りに負けない方法は、自分を俯瞰して見ることと10秒深呼吸をすることだよ
すると、気持ちが落ち着くんだよ。試してみてね。

己を知る
解説
自分自身の強み・弱み・特徴を理解することです。普段私たちは、他人を知りたがりますが、自分のことをほとんど分かっていない人が多いです。まずは、自分自身の強みや弱み・特徴を知ることから始めましょう。

『自己分析=勝利のカギ』ということが孫子の兵法で書かれています。日常でもビジネスでも役に立ちますので、自己分析はやるべきですよ。
あと、親しい友達から自身の強みや弱みを聞いてみましょう。
④生き方 ー勝つよりも負けないこと

攻めるよりも守る
孫子の兵法
解説
勝つことよりも負けないこと、リスクを最小化して生き抜くことを重要視しましょう。短期的な成果や目先の勝利より、長期的にリスクを回避し続けることが重要と説いています。

勝ちを重要視している完璧主義は、負けると人生が終わったような態度になっちゃう。そんなの心が疲れちゃうよね。
別に勝たなくてもいいんだよ。リスクを少なくする方法を見つけていこ。

戦わずして勝つ
孫子の兵法
解説
無駄な争いを避けること。勝負をしないで済む状況を作ったり、争いそのものを避けたりすることが最善であると説いています。己の無駄なエネルギーを消耗しないで済み、人間関係や仕事でも無用な摩擦を減らしてくれます。

戦わないでいいんだよ。逃げてもいいんだよ。

自己コントロール
解説
負けないための準備はできますが、勝つのは運か実力なのかもしれません。自分の準備・努力に集中し、他人や環境に左右されないマインドが大事です。

勝つ時って、運か実力か分からない。そういう時は、日記に記録しておくといいかもね。どうやって勝ったのか。とかね。
マインドフルネスをしてみるのがいいですよ。集中力が上がるので。
⑤成長 ーなぜ失敗したのか分析が重要

失敗から学ぶ
孫子の兵法
解説
失敗は成長できるチャンスです。しかし、失敗した..で終わってはいけません。失敗を分析してこそ成長していき、今日の失敗を明日により良くしていこうという改善の心が必要です。着実に失敗を防ぐことで長期的な成長につながります。

失敗→改善を繰り返していくことで、失敗することが少なくなっていきます。
つまり、成長しているということ。日記をしてみるといいよ。

変幻自在
孫子の兵法
解説
水のように柔軟であること。状況や環境に応じて、自分自身を柔軟に変化・適応させることが、己の高みへの成長につながります。その時、変化を恐れてはいけません。探求していきましょ。

柔軟であると争いも少ないですよ。

自分の武器
孫子の兵法
解説
自分の得意なこと・自分の強みを活かすことは自己成長の鉄則と説いています。自己認識をすると自分の強みをさらに活かすことができます。

自分の武器は、自己分析をすることでわかってきます。他人に聞いてみるのもいいですよ。
まとめ
このように『孫子の兵法』は、単なる戦略本ではありません。
現代の仕事や人間関係、自分の成長につながるわけです。
いかに自分を知ることが重要か分かっていただけましたか。