「明日のことや将来のことを思うと不安..」「仕事失敗しちゃったどうしよ」と未来・仕事・人間関係で誰もが不安を感じるたことがありますよね。不安をゼロにすることは難しいですが、不安とうまくつきあう方法はあります。今回は、そんな不安に流されないように具体的な対処法をしょうかいしていきますぅ
①不安の正体とは何か
まず大切なのは、「不安=悪者」と考えないことです。
不安は、もともと人間が危険から身を守るため・生き延びるために備えている本能なのです。たとえば「暗い道を歩くのは危ないかもしれない」と感じるからこそ警戒できるし、「試験が不安」だからこそもっと勉強を頑張ろうと思う人もいるのです。
しかし、この「警戒心」が過剰になると、実際には危険がない場面でも心と体が強いストレス反応を起こして心の病にまで発展しちゃいます。頭では「心配しすぎ、大丈夫だって」と分かっていても、気持ちはなかなか収まらないものです。だからこそ、「不安を消す」のではなく、「不安と上手につき合う」ことがポイントになります。
②すぐに対処できる方法
不安に襲われたときの対象法を2つ紹介します。
- 深呼吸で落ち着かせる方法:不安な時は、呼吸が浅く速くなっています。そこで、6秒かけて息を吸ってください。8秒かけて息を吐いてください。の3セットをすると副交感神経といった気持ちを落ち着かせてくれる神経が働いてくれます。深呼吸をすることで、自然と気持ちを落ち着かせてくれます。
- 瞑想で落ち着かせる方法:多くの不安は、「未来」に関するものです。そこで、目を閉じて視界から入る情報をカットします。耳から入る情報に集中してください。環境音・人の声・虫の声などに集中して聞いてください。これを1分。次は指の先もしくはつま先を意識してください。これを1分間。1分の間、意識していると血液が巡っているのが分かったりここ痛いなぁと思うことがあると思います。それでいいのです。これで、「今」を集中することができていますから。
2つとも立っていても座っていてもやることができます。チョー効果があるのでね。やってみるといいですよ。
③習慣としての対処方法
不安を和らげるには、日々の習慣も大事になります。
- 十分な睡眠をとる:睡眠不足は、心身に様々な悪影響が現れます。生活習慣病で病気にかかりやすくなり不安につながります。「もしかして長生きできないんじゃ..」そう思うんだったらさっさと寝ろってね。ホルモンバランスの乱れにより太りやすくなります。はっきり言って寝ろよ。また、集中力の低下・判断力の低下・記憶力の低下で、仕事や学習でのパフォーマンスが低下し、周りの迷惑になります。こんなことになるんだったら、寝たほうがいいよね。「それでも、スマホを見ちゃうんだよねぇ」とか言う方もいらっしゃいますが、はっきり言ってスマホより睡眠の方が大事なのです。パフォーマンスが低下して損しちゃってもいいんですか。気持ちが落ち込みやすくなって何にも挑戦できなくなって周りはどんどん成長していってもいいんですか。自分にとって何が大事なのかを自分で考えたほうが人生の生きる目標にもなりますからね。
- 体を整える:栄養バランスのいい食事や運動をすると免疫力も上がって心の安定にも直結します。特に運動は「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンを増やし、不安を和らげる効果があります。
- 誰かに話す:一人で抱え込むと不安は大きくなります。家族や友人に話すと気持ちが楽になることがあります。もし、話せるような友人や家族がいない場合、自分の中にあるネガティブな感情をすべて吐き出すみたいなイメージをしながら息を吐いてみるのもおすすめです。これだけでも気持ちが楽になれますのでね。
④どうしても不安が続く場合はどうすればいいのか
そういう時は、思考を整えてみましょう。
- ノートに書きだす:頭の中でぐるぐると考えていると不安は大きくなっていきます。感情がぐちゃぐちゃになっているのかもしれません。ノートとペンを用意してもらって感情を今思いついた間にノートの書きだしてください。
- 最悪のシナリオを考える:「もし〇〇になったらどうしよう」という漠然とした不安は強烈です。そこであえて「最悪の場合どうなるか」を具体的に書き出し、対処法を考えてみましょう。すると、「案外なんとかなる」と気づけることが多いのです。それに、大体の不安は8割起こりません。大丈夫です。
- 一日一善:一日にいいことを1個すると幸福度が爆上がります。人間は、利他的な行動をする人ほど人生の満足度が上がるという研究結果が出ています。電車で席を譲る・ゴミを拾う・相手のために嫌なことをするなど、なんでもいいのでいいことを1個でもしてみてください。
どれでもいいので自分に合ったものをやってみてください。行動をするのが大事です。人生をどう過ごすかは自分次第ですのでね。
まとめ
不安は、「なくすべきもの」ではなく「コントロール」するものです。呼吸で落ち着かせる・体を落ち着かせるーーこうした小さな工夫を積み重ねることで、不安はずっと扱いやすいものになります。
不安を感じて自分を責める必要はありません。むしろ、不安を感じてどう対処・工夫していくのかと自分が成長できていることが大事なのです。今日が一番若い日ですから、ひとつでも試してみてください